2011年7月8日

デブな話(完)

結局のところ、自分はなぜ太ったのだろうと考えたとき、「ご飯」「麺」「パン」が大好きだからじゃないのか、と思い至ったのです。これらは全て炭水化物であり、摂取すると糖になります。そして、糖尿病というのは突き詰めれば膵臓が疲れちゃってインシュリンが出せない状態なのですから、これらを摂取しなければ良いのでは? と単純に思ったのですね。

食事制限ダイエットでも、炭水化物は最重要の栄養素なので、2000kcalに含まなければなりません。で、ご飯と麺とパンが好きな僕は、制限の中でのこれらの比重は自ずと高めになる、という傾向がありました。

だから、いくら体重が減ったって、血糖値が下がらないじゃないの?
ということです。

今また思い出しました(笑)。
晩酌後の話(笑)。

ふと見ると、パンがあるんです。
まあ、どこの家庭でも、パンは置いてありますよね。
手軽に食べられるし、朝食用にかっておいたりしますよね。

それを。
たっぷり呑んだり食べたりしたあとに。

書かなくてもわかると思いますが。

ホテルブレッド一斤食べちゃったり。
クリームパンとあんドーナツとチョココロネを食べちゃったり。
ああ、そういえば、アイスも好きだったなぁ。。。
レディボーデンの大きいやつをひとつ全部食べちゃったり。。。特にストロベリーが好きだった(笑)。

ま、それはそれとして。

炭水化物を摂取しないというのは果たして大丈夫なことなのだろうか、とまた懸命になって調べたところ、実践している人は結構いるんですね。ただし、糖を使うのは脳ですから、全然摂取しないというのは脳に障害を起こす可能性もあるとのことで、でも、とりあえず始めた当初は、全く「ご飯」「麺」「パン」を食べなくしたんですね。

。。。
まあ、苦しかったです。

炭水化物ダイエットのメリットは、炭水化物「以外」はすべて制限無く食べて良いことにあります。もちろん、プリンとかアイスとか糖分を含むものはダメですけれど。

ですから、肉とかおつまみ系とか、カロリーが高くて食べていなかったものを復活して良いわけで、もうむさぼるように食べたですよ、はい。

でも。
わかりますでしょうか。。。

そういう「おかず」ばかり食べるって、無理があるんですよ。。。

必ず、ご飯が欲しくなります。
必ず、パンが食べたくなります。
必ず、麺をすすりたくなります。

最初の一週間はもう、気が狂いそうでした。
炊飯器の前でずっと立っていたり、パン屋の前で立ち止まったり、ラーメン屋を覗き込んだり。。。マジです。

しかし。
それを乗り越えるのは、食事制限ダイエットよりもはるかに楽でした。
一週間を過ぎた頃、なんだか大丈夫になってきたんですね。

食事制限中は、気が狂いそうになるほどマクドナルドが食べたかったり(ビッグマック大好き!)、カルボナーラを3人前食べたかったり、吉野家の牛丼特盛が食べたかったり、坦々麺が食べたかったり、それを我慢するのがきつかったんです。

でも、炭水化物ダイエットでは、「おかず」部分は食べられますから、そういう食物に対する「枯渇」した感じがないのです。

ただ、主食を抜く、というのは尋常ではありませんから、体の奥底から、そして全ての細胞が、炭水化物を求めるんですね。

でもやがて、それも収まりました。
そうすると、不思議なことに、あまり食べなくなります。

最近の僕の食事は以下のような感じです。

早朝に起き、インスタントコーヒーを水で溶かして氷を入れ、牛乳をとっぷりと入れる。もちろん、砂糖は入れません。
お昼頃に、だいたい次の組み合わせで食事をします。
ハムとチーズと豆腐と納豆。
卵焼きとシーチキンとコンビーフ。
あとは、ソーセージを焼いたりとか。
野菜があれば、レタスでもキャベツでもなんでも食べます。
そして、インスタントですが、わかめスープとか、とにかくスープを一杯呑みます。
これでもう、晩酌までOKです。

晩酌時は、もちろん呑みながら(笑)、食卓のものを制限無く食べます。でも、それほど食べません、最近は。そして、夜だけはご飯を少し食べることにしています。脳みそが逝っちゃいますので。

日中のおもり装着も復活させました。

その結果、4月に始めたときの体重が105kg(パスタのせい!)でしたが、今大体96kg~97kgくらいです。うちの体重計は一応体脂肪率が出るのですが、20%くらいです。キン肉マン(笑)。

鏡で自分を見ても、食事制限で痩せたときの自分とは体の形が違います。なんか、骨と筋肉の間とか、内臓と内蔵の間に挟まっていた脂肪がとれた、って感じです。

そのせいか、キシキシするのですが、、、肩が。。。
ま、でもこれは、四十肩か(:_;)。

今のところ、順調に体重は減っていますが、実はこの半年、検査を受けていません。ですので、ダイエットの成果なのか、病気が悪化して痩せたのか(こ、怖い)、分かりません!

この前、友人の医者のところに久しぶりに行き、血液検査をしまして、いま結果待ちです。これで血糖値はHbA1cが下がっていれば、ダイエットの成果です、と言えるのですが。。。

悪化して痩せたのであれば、もう、これも仕方がないと思っています。
でも、炭水化物抜きによるものだと信じています。

まあ、あまりよいダイエット法ではないと正直思いますが、僕には適している気がします。とにかく食後に眠くなることなんて、全くなくなりました。それに、なんか、元気なんです。体重が減りましたが、元気さは増えているように思います。筋肉も食事制限の時より増えているので、力も強くなったですし。

世の中にはいろいろな事情でダイエットをする方々がいると思いますが、やっぱり自分に適したダイエットを選択するのが一番なのではないかな、と思ったのでこの記事を書きました。

長いよ~
という文句は聞きません(笑)。
仕事が暇になって、なんか書きたかったんですから(笑)。

また、ネタがあったら書きますね~
ではでは~