2011年11月22日

あこがれのぶかぶか

さすがに寒くなってきたので、夏物や秋物をしまって冬物の服を全部出しました。一昨日くらいまでは薄いパーカーを羽織っていれば十分でしたけれど、今朝はさすがに寒くて厚手のパーカー(パーカー好き(^_-)-☆、)を着て愛犬の散歩に行こうと思いました。

着てみたら、ぶかぶか(笑)。そうだよなぁ、5Lだものなぁ。昨冬まではまだ肥満だったからこれで丁度良かったけれど、さすがに今の体型ではぶかぶかどころではないほど大きいなぁ、と思います。

でも、これって憧れだったんです。背が飛び抜けて大きい上に、横幅まで貫禄がついて、縦幅(?)~いわゆるお腹の出具合~も横綱並みで、とにかく大きいサイズをぎりぎり着てこれまでの人生の大半を過ごしてきたのですから、ぶかっと服を着ることにとてつもなく憧れていたのでした。だから、太っていたときの服しかない今、何を着てもぶかぶかで、実は嬉しいです。

昨日、打ち合わせで外出したのですが、久しぶりにスーツを着ました。ウエストが120cmの時に作ったオーダースーツです。もうですね、コブシが3つくらい入るほど、ゆるいです。今のウエストは正確に測っていないのですが、100cmのジーンズをはいて拳がひとつは入るくらいなので、90cm前半くらいだと思います。仕方が無いので、ベルトでギュッと締めて、余った分を後ろに手繰り寄せてごまかしてはいて行きましたけれど。。。

でも、上着はごまかしようが無いです。肩幅から横幅から、全然サイズがあっていない。傍から見たらおかしいと思うのです。自分でも鏡を見てさすがにおかしいなぁ、って思いましたけれど、それが嬉しい(笑)。こういうの、本当にやってみたかったんです。

また太っちゃったらあれだから(笑)、これらはすべて着続けようと思っていますけれど、もう断固として太るつもりはないので、やっぱり新調しなければダメか、、、と揺れ動いています。

あこがれのぶかぶかのままでいきたいのですけれど~。

2011年11月15日

正常人間

先月初めに採血した結果を、やっと今日見ることができた。忙しくて病院に行かれなくて。ずっと気にしていたのですけれど。

さっき、Twitterでもつぶやいてしまいましたが、血糖値関係も全て正常に! その他は随分前から正常なので、なんとこの歳になって正常人間になってしまいました! 嬉しいです。

なんか変だぞ~と思ったのが2008年の6月。。。ん? 3年半も経っている。。。2年半の努力が、、、とつぶやいてしまった(笑)。3年半だ、すごいなぁ。

あの時の、体のおかしさ加減は今でも覚えている。もうなんとも言い表せないダルさ、気分の悪さ、ずわぁぁぁんという、足元から込み上げてくるような不快感。初めての感覚だったし、もうこれはやばいと思って友人の開業医を訪ねた。

以前の記事にも書きましたけれど、もう完璧な糖尿病(僕は高血糖病といって欲しいと思っているけれど)。

この時点出そうだったということは、その前数年間はすでに糖尿病だったわけですから、どれだけ体が痛めつけられていたかなんて、想像するのは簡単でした。そして、そこから導き出されるのは合併症、です。

失明、足の切断、腎臓が壊れることによる透析、などなど。もう、そういう合併症にまっしぐらだったわけです。だから、今思うけれども、体ってエライなぁ、って。そういうもうこれ以上はダメだよ、っていうときに警報を鳴らすんだから、凄いなぁ、って。今なら素直に思える。

友人の指導でカロリー制限を始めてみたことは以前の記事にも書きましたが、もうそれは地獄のようでした。耐えられなくて、目が見えなくなろうが、足を切ろうが、透析しようが、もうどうでもいいというところまで追い詰められたのが昨年の春頃だったでしょうか。

カロリー制限でもちろん、一時は113kgが94kgまで減りましたけれど、そこからのリバウンドがすごかったです。これだけやっているのに正常値の一歩手前の数字だったことが、心壊れる原因でした。

それに、なんかおかしいって、ずっと思っていましたから。理屈はわかるけれど、どうしてこんなにつらい思いをしてやらなければならないのか、という強い思いもあって、いったん緊張が切れたらもうすごいリバウンドでした。

なので、諦めました、本当に。

それでもやっぱり合併症は怖い。特に失明は嫌。足も腎臓もあげるけど、目はヤだ。そう思っていました。

だから、諦めた一方でさまざま調べました。でも、方法が先じゃないんだって、わかりました。なんで自分はこうなったのか、それをはっきりさせることが大事でした。いろいろとこれまでの食生活を振り返ってみれば歴然としていて、まず「酒」、そして、「ご飯」「パン」「麺」です。「酒」とその他のどちらをやめられるかなぁって思ったら、ご飯・パン・麺を「食べない」っていう選択肢が一番だなって思えたのです。

つまり、普通にこれらを食べているのならいいのですが、僕の場合は呑んだ後にこれらをバカ食いしていたわけです。せめてそれをやめれば、という思いでした。

そういうことからいろいろ調べた結果、炭水化物ダイエットというものを知り、結局これらの食べ物が血糖になるのだということを知るのです。これが原因だと、もうはっきりと自覚できたのです。

だから、これらの摂取をやめました。完全にやめると脳みそが死ぬので、ちょっとだけ食べるようにはしましたけれど、極力食べないことにしたのです。

通常、250~350gの炭水化物を一日に摂取しなければならないのだそうです。僕の場合は体が大きいので、恐らくそれ以上必要なのだと思うのですが、僕は基本的にまったく摂取しないか、晩ご飯の時だけご飯を軽く一杯だけ、と決めて、今年の4月からそれを実行したのです。多分、多くても、一日に120g位の摂取量だったのではないでしょうか。

その結果が、今回の血液検査の結果です。原因を取り除けば状況は改善されるのだと、本当に思えた瞬間でした。

医者の言うことや、これまでに正しいと思われていることは、もちろん正しいのだと思います。でもそれは、一般論であって、人ひとり、それぞれ違うのですから、言われたことだけをするのではなく、自分で考えて対処することが最も大切なのだと、今さらながら思い知りました。

3年半前にこれにいち早く気づいていたらなぁ、、、と思います。でも、いろいろと紆余曲折があって今がある。それでいいです。それが人生です。試行錯誤して、なんとか結果を導きだす。一足飛びには行かないのだ。そういうことだと思います。

嬉しくて、嬉しくて、書き連ねてしまいました(笑)。
やったぞぉ~! ほんとうに嬉しい!

継続します!