2012年6月7日

世界が平和でありますように

イギリスのエリザベス女王の在位60周年記念イベントで、イギリスの大物ミュージシャンがステージに立つというのでメンバーを調べたら、ポール・マッカートニーがおおとりで出ていました。

小学校の頃だったと思うのですが、ご多分に漏れずビートルズに多大な影響を受け、毎日毎日聴いていました。もちろん、当時はLPとカセットテープ。。。うん、懐かしい。

レコードばかり聴いていると劣化したり傷がついたりするので、あの頃は確か必ずカセットテープに録音して聴いていました。ほかにもいろいろ聞いていましたけれど、そのミュージシャンがどれくらい好きなのか、によって、カセットテープのグレードを変えていましたね、確か。

ビートルズはもちろん、最上級のSONYのフェリクロームテープ。1本650円もしたっすよ。LPが2500円だったから、レコードを1枚買うたびにフェリクロテープも買って、ガキの頃ですから、まあとんでもない出費ですな。

でも、それほどに、ビートルズが大好きだったし、LPはすべて揃えたかった。一月に1枚ずつ買っていって、友達と貸しっこしたりしつつ、テープではすべて揃えたけれど、レコードを全部手にするのに随分と時間がかかった気がします。

当時は映像を見ることさえ自由ではありませんでしたから、何かの番組でちょっとだけ見ることができたり、ニュースになったりとかでしか、ビートルズの姿を見ることもできなかったですね。

でも今は、ネットがありますから。さっそく調べて、ポール・マッカートニーのステージを見ましたですよ、はい。

。。。うー、随分とお歳を召されて。もうそろそろ70歳か、、、うん。

そういうポール・マッカートニーがMagical Mystery Tourとか、All my lovingとか、歌うのを見て、そうだよなぁ、この人の曲なんだよなぁ、って、改めて認識しましたです。

Let it beなんて、聴いてて鳥肌たっちゃったもの(笑)。

Wings時代の007のテーマ曲とかで会場を盛り上げて、最後はオブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダで全ミュージシャンがステージに登場、という具合でした。良かったです。

ビートルズ時代に、ロイヤル何とかって言う会場のコンサートで、ジョン・レノンが「安い席の方は拍手をしてください。後ろの方の席の方は宝石をじゃらじゃら鳴らしてください」って言い放ったというエピソードを子供の頃に読んで、子供心に、「ひぇ~」と思ったものですが、その後に勲章をもらったりしてますしね。

エリザベス女王もポール・マッカートニーも、同じように歳を取ったという現実があり、こういうイベントで70歳になろうとするポール・マッカートニーがビートルズ時代の歌を歌う。なんか、そういう現実をネットで観て、「うん、世界は平和じゃなきゃダメなんだよな」って、ふと思いました。なんでかな。

時は流れゆくんですね~。